2020年5月31 日(日曜日)【オンライン】保育はたらき方カフェ~子どもと一緒に「はたらく」を語り合
こんな方へ
・保育に携わるお仕事をしている方
・学校教育に携わるお仕事をしている方
・学童・放課後デイサービスにてお仕事をしている方
・子どもを育てながらお仕事をしている方
(在宅ワークで子どもを保育している方)
新型コロナウィルスの影響で、
これまでの「子どもが通う場所」「預かる場所」といった概念が、変化してきています。
【保育はたらき方カフェ 子どもと一緒に「はたらく」を考える
ーー新型コロナウィルスの影響を受け、変化する社会の中で「働く」とは?
感染というリスクを感じながらも子どもたちを見ている
保育・学童の現場では、自粛協力によって人数が少し減った中でも
限られた環境の中で、どう子どもたちと過ごしていくのか?
また、交代制で休みを取りながらも、これまでの「働き方」とは異なる立ち位置で
仕事の中身や意義を考える岐路に立っているのではないでしょうか。
また、本当であれば4月から子どもが来ることになっていた学校現場では
交代での通学やオンラインでの可能性を模索しているところ・
そこに携わる教員の働き方の見直しを進めているところもあるのではないでしょうか。
一方、これまでは保育・教育の場に子どもが通っていた保護者の立場からは
学校が休校になったことで、職場に出勤することが難しくなった人・
子どもと一緒の生活の中で仕事効率とのジレンマに陥りながらも
「本当に大切なことは、何か?」「働くのは、何のため?」
~と、本質的な問いに向き合っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
さまざまな立場があり、
これまでは別々の空間・時間軸で動いていた私たちが
期せずして、子どもを取り巻く環境の中で
「はたらくとは?」という問いに向き合っています。
お金のため?
生きるため?
子どものため?
家族のため?
自分自身の自己実現のため?
社会とつながる実感のため?
貢献できている喜びのため?
~などはほんの一例ですが、
私たちに共通しているのは「子ども」という存在なのではないでしょうか。
私たちの30年後の社会を支えていくのは、
間違いなく子どもたちの世代です。
これまでのあり方を見つめ直し、
子どもとともに生きていく社会を、どう創っていけるでしょうか?
そんな視点から、今回はオンラインのZOOMというツールを使い
様々な立場・園・学校を越えた「はたらく」ことへの語り合い・
気づき愛の時間にしていきましょう。
<ファシリテーター松原美里>
認定こども園エクレス 保育園 前施設長・UmehanaRelations/保育コミュニケーション協会 代表。横浜女子短大 保育科にて保育士資格・幼稚園教諭二種免許取得。
保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。米国認定コーアクティブコーチ資格取得。All About「育児の基礎知識」元ガイド。認定こども園 エクレス(保育園)施設長時代、こども園への転換時の混乱・職員の離職・育成・働きやすい職場作りの課題に直面する中で、さまざまな学びが道を切り開く助けになった体験からコミュニケーションと学びの手法を活用して、参加者それぞれの中にある答えを引き出す研修を行う。
現在は保育士キャリアアップ研修マネジメント・子育て支援を担当し、保育士コミュニケーション講座・コーチング講座子育て支援講座、監修等を行っている。
■当日の流れ
13:00 入室開始~チェックイン・音量・接続チェック
13:30 はたらきかたカフェ~「子どもと一緒にはたらく」とは
現状・前提共有(松原)
14:00 それぞれの立ち位置・感じていること(紙に書いて見せ合う)
14:15 語り合い①
14:45 休憩
15:00 全体シェア
15:30 語り合い②
16:00 全体シェア~気づきの共有
16:30 参加者の感想(紙に書いて見せ合う)
17:00 振り返り・終了
詳細
【日時】2020年 5 月31日(日曜) 13:00~16:30 (開場13:15)
【場所】それぞれの場所から
【料金】一般:1000円
【参加方法】オンラインツール:ZOOMにて
(お申込みいただいた方にID/Passをお伝えします)
※定員 20名
お申し込みはコチラから お支払いはコチラから
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そうじゃない園。
ちがいはいったいなんでしょう?
子どもが好き!
保育の仕事の社会的な意義も実感している。
けれども・・・
終わらない書類仕事にどんよりしてしまったり。
持ち帰りの仕事が多くて
休日も気が休まらない感じがしていたり。
人間関係の悩みが頭を離れなかったり。
理想の保育と現実保育の中での
小さな傷付きなどが積み重なったていったり。
そんな中で、
何かの出来事が引き金になって
大切な仲間がまた一人と離職してしまうーーー
そんな悲しい現実を感じている人も
少なくないのではないでしょうか。
みんなで立ち止まって、
より身軽に、楽しくお仕事をするための
ヒントを考えてみませんか?
他園のいろいろなお話を聞かせてもらう中で、
「これならうちでもできるかも」
「これってどうしていますか?」
「…ということは、○○もできるってことですよね。」
と、明日への活力が湧いてくるかもしれません。
じつは・・・松原自身も
・定時が過ぎても先輩の顔色を伺って”帰れない”職場
・意見を言えない空気感
・持ち帰り残業
・夜中の会議
・有給という言葉を言えない暗黙の了解の空気感
・保護者に”見せる”ための職員が疲弊する行事
〜などを体験してきて、「そういうものなのだ」と思っていた時期がありました。
けれども、有難いことに部下からの問題提起を受け
これまでの「当たり前」にメスを入れ
結果的に〝働き方改革”をすることになった経緯があります。
保育者研修の講師としてお話を聞かせていただく中で
日本各地の保育園でも同様に課題になっていることだと気が付きました。
各地で起こっていること・耳にしてきたこと・感じてきたこと…
それらには共通のものがありました。
ここには、「正しい答え」や「こうすればいい」という決まったやり方があるわけではありません。
その園の風土や背景・関係性のシステムによって
今の現実が動いています。
読み解き、親子への影響力が大きい保育者が輝いてくためのヒントは
園を超えた、利害関係のない「気づき」の中にあります。
保育者の働き方は、変化の時を迎えています。
社会的意義の大きなお役目だからこそ、
明日からの仕組みが輝くための一歩を見つけていってください。
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