職員の成長を支援する中で
「言っても伝わらない」
「託したことと違うことが返ってくる…。」
「言っても無駄なのかな?」
「この方は、ここまでなのかな」
はぁぁぁぁ…。
託せない。
やっぱり、自分で何とかするしかないかーーー。

~そんな思いを抱いたいことがある
リーダーさん、主任さん、園長先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

分かります…!!
もやっとしますし、あきらめ感を感じてしまい
結果的に自分で仕事を背負い込み、仕事が増える自分と
早々に帰っていくメンバーを見ながら
育成力のない自分に無力感を感じたこと---私もあります。

とはいえ、
・本当に大切なこと
・相手に求めていること
~は、具体的に伝えられていますか?

意外と私たちは、「ふつう、わかるよね!?」と
相手への期待を言語化せず、「察してほしい!!」と
相手が理想の状態になることを願っているのかもしれません。

これは、保育現場に限らず、
多くの人材育成の場面で見られる課題なのだとか。

伝え方の工夫でオススメしているのが、黄金ルールです。

黄金ルールとは

1.相手にとって意味があること・相手が知らないかもしれない背景

2.こちらの意図・願い・具体的な流れ

3.お尋ね

~という順番で、自分に見えていることを伝えてから

相手はどう感じているのか?
聞いてみて、どうなのか?」

対話を通じて相互理解を深めていく
コミュニケーションのスキルです。

これによって、相手には
「ああ、そういうことだったんだ・・・。」
~と、これまで見えていなかった世界が見えてきて
納得して行動に移しやすくなります。

講師の松原自身も、
うまく行かないときは これができていないとき。

スムーズに行くときは
立ち止まり、相手の目線で伝えたい内容を整理してから
伝わる工夫をしているときです。

とはいえ・・・

そもそも、伝えたら 相手はできるようになるのでしょうか?

ご自身を振り返ってみると、いかがでしょう。

松原自身を振り返ると、「知っているのに出来ない」
「実際にやってみたら、意外と時間が掛かってしまった」
「やり始めたら、疑問が湧いてきた」
「立ち止まったら、動けなくなってしまった」
~といった体験がよくありました。

そんな時、上司や先輩から叱られるとーーー

つい、言い訳をしたくなってしまうんですよね。

 

この度、暗黙の了解を言語化する「黄金ルール」を入り口に
伝え方の工夫をすると共に、伝えた後のフォローについて

MMOTというメソッド にヒントをいただき
保育現場に特化した形で技術を落とし込み、
ロールプレイを通じて体感し 現場に持ち帰る学びの場を作らせていただきました。

 

MMOTプロセスとは?

The Managerial Moment Of Truthといい、
 期待と実態のずれをつなぐための効果的なコミュニケーションスキルです。

●ステップ1:現実を見る
上司と部下で、期待と実態がずれていることを確認し合う

「えっ、そんなこと伝えたら、ハラスメントにならない?」
~このプロセス、意外と伝えづらく感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、相手から言い訳や事情が出てきたときに、つい流されてしまったり。
「そんな状況なら…仕方がないですよね。(あきらめモード)」
…ということも。

一旦横に置いて、お互いが求めていることとのギャップ:
事実を確認し合うことは大切なことです。

●ステップ2:現実に至った過程を理解する
ミスをしたときに非難したい気持ちは一旦置いておいて、
何が起こったのか、何故それが起こったのかを分析していく

ここで大切なのが、「どういったいきさつで、そうなったのか?」
「相手の中にある思考回路や困りごとは、どんなことなのか?」
~を相手の目線から紐解いていくことです。
いいわけではなく、何か困り感があったのかもしれません。

事実を確認しあった上でこそ、
テーブルに上げて考えていく材料となります。
 
●ステップ3:計画を考える

今、どのくらい力があるのか
どうすればそれを達成することができるのかを一緒に考える

べき論・正論ではなく、本人の目線から見える世界の中で
一緒に計画を考えていくことが大切です。

どんなことがあるといいのか?
どんなやり方があり得るのか?
困っていることを解消するには、どのような方法があるのか?

あれこれ出し合いながら、具体的な方法を見つけていきます。

●ステップ4:計画を実行するための仕組みをつくる
新しい計画についてしっかりと記録を残し、
第三者でも計画の実行が確認できるようにしておく

~と、ここまで話してきたことを客観的に振り替えることが大切です。
「ああ言ってはみたものの…
 現実的には、他のことも同時進行しているし…なかなか難しいかもしれない。」
…そんな率直な声が出てきたら、
「現実的にできそうなことは何か?」
「どうすれば、進めていけるか?」
~その仕組みを確認して、次へとつなげていきましょう。

子どもを真ん中に、大人も育ちあう環境の中で
お互いに背中を預け合い、笑い合える園チームになりますように!

<内容>

1. 後輩・職員育成の理想と現実
2. 黄金ルールで相手に伝わるポイントを知る
3. MMOT4つのプロセスを知る
   ●ステップ1:現実を見る
   ●ステップ2:現実に至った過程を理解する
   ●ステップ3:計画を考える
   ●ステップ4:計画を実行するための仕組みをつくる

4. 実践チャレンジ
 ●先輩・上司役
 ●後輩・職員役
 ~を通して、ポイントと課題を体験する

5.明日への一歩

【日 時】2025年3月20日 (祝・木) 10:00~12:00
               9:50より入室・ZOOMの接続確認を行います
【場 所】ご自宅からオンラインツール:ZOOMにて
【アクセス】お申込みの方にお知らせいたします。

<受講方法>
オンラインツール:ZOOM
ZOOMの使い方は、こちらをご参照ください

●ZOOM研修を受講する方へ ①ZOOMのダウンロード方法・セットアップについて  
●ZOOM研修を受講する方へ ②受講する際の ミュート・ビデオ・名前の変え方・背景  
●ZOOM研修を受講する方へ ③声が出ない時、画面に映らない時、バーチャル背景について  
●ZOOM研修を受講する方へ ④アップデートの仕方

<料金> 

一般:3,900円 (税込:4,290円)
無料Line会員・ご紹介:3,800円 (税込:4,180円)
オンラインサロン会員:3,700円 (税込:4,070円)
動画受講:4,500円(税込:4,950円)

<講師:松原美里>

 

保育園・児童養護施設にて保育に携わる中で子どもを支える大人のサポートの必要性を感じ、コーチングを学ぶ。米国認定コーアクティブコーチ資格取得。現在は認定こども園エクレス(保育園) 施設長を経て、参加者の声から創るプログラムにて、コーチング講座・研修講師として保育士向け新人継続支援研修・中堅育成研修・保護者支援研修・マネンジメント研修・リーダーシップ研修・子育て支援研修・「ほいくあっぷ 保育者お悩み相談室」監修等を行っている。保育コミュニケーション協会にて、保育者の日常を支えるオンラインサロンや研修を主催。Youtube「うめちゃんねる」にて発信中。

<お申し込み・詳細>

動画でのご受講について

知識と技術は別となるため、できるだけ当日のご受講をオススメします。
当日のご受講がやむを得ず難しい場合は、動画での受講も承らせていただきます。
編集の必要があるため、料金は4,500円(税込:4,950円)とさせていただきます

お申し込みはフォームに入力を

自動返信メールにて、お振込み先の連絡が届きます。
(届かない場合は、セキュリティが強化された関係で
 迷惑メールに入っている可能性が高いため、再度ご確認をお願いいたします。
 もしも届かない場合は、事務局(050-8893-3682)まで お電話をお願いいたします。
お振り込みをいただいた後、当日のレジュメと接続していただくZOOMアドレスが届きます。
*お振り込み確認後のレジュメ送付となります旨、 ご理解よろしくお願いいたします。

▼お申し込みはこちらをクリック

コミュニケーション研修 参加費

一般参加 3,900円 税込み: 4,290円 ¥3,900 JPY
無料Line会員・紹介参加 3,800円 税込み:4,180円 ¥3,800 JPY
オンラインサロン会員 3,700円  税込み:4,070円 ¥3,700 JPY
法人の場合、3名以上は10,000円 税込み11,000円 ¥10,000 JPY
動画受講(松原レクチャー・レジュメ・個人ワーク部分のみ) ¥4,500 JPY
~となります。

<お支払いは、こちらペイパル、お支払い方法から>

ご一緒できるのを心待ちにしております。